マーケティングの4P(マーケティングミックス)

4Pマーケティングミックス マーケティングフレームワーク

マーケティングのフレームワークの基本のキともいえるマーケティングの4P。
ただし、4PのPが何を表すかをパッと言えるというとちょっとドキっとしちゃうマーケ担当もいらっしゃるかも。

あまりに当たり前すぎて改めて使う機会もない方も多いかもしれませんが、新たに担当になった商品のマーケティング施策を検討するときや、広告出稿、商品への新たな機能追加の時など改めて4Pを思い出してみると目から鱗の視点やアイデアが出てくるかもしれません。

4P マーケティングミックスとは

マーケティングミックス、マーケティングの4P

4Pマーケティングミックスは
Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販促)の頭文字をとって4Pと呼ばれています。この4つの要素のバランスや一貫性を考えながら商品を売る仕組みを考えていくためのフレームワークです。

この4Pは売り手(企業)側の視点なので、買い手(顧客)側の視点である4Cと対応させて考えることも4Pマーケティングミックスを検討する上で重要です。

【事例】このブログのマーケティングの4P

例えば本ブログを例にマーケティングの4Pを作ると以下のような感じになります。
4Pは対象商品にもよると思いますが、定期的に見直したり、定義した4P通りに進められているかのチェックを行うとブレないマーケティング施策を行うことができそうです。

1. Product(製品)

  • ブログの内容: BtoBマーケティングに特化した情報を提供。BtoBマーケティングに関する書籍の紹介、マーケティングフレームワークの基礎知識、業界の最新トレンド、効果的な戦略、BtoBマーケターとしての転職情報など、BtoBマーケターが求める情報を中心に発信。
  • 差別化: 他の類似ブログとの違いを明確にする。たとえば40歳×転職歴×女性×ママ×個人事業の経験など独自性を出す。

2. Price(価格)

  • 無料コンテンツ: ブログ記事自体は無料で提供。価値ある情報を提供することで訪問者の信頼を勝ち取る。

3. Place(場所)

  • デジタルプラットフォーム: WordPressなどの人気のブログプラットフォームを使用。これによりSEOやユーザビリティの面での利点を享受。
  • SNSの活用: Twitter, Facebookなどのプロフェッショナル向けSNSでの情報発信。記事のシェアやディスカッションを促進する。

4. Promotion(宣伝)

  • SEO: BtoBマーケティングに関するキーワードやフレーズに最適化し、検索エンジンでのランキングを上げる。
  • SNSキャンペーン: 限定コンテンツやプロモーションをSNSで行い、フォロワーの獲得とブログの認知度を高める。

【BtoB企業4P事例】Amazon Web Services(AWS)

4Pのイメージの参考までにBtoB向けの商品の事例も一つ。
Amazon Web Services(AWS)の4P例です。これは実はChatGPTで出力したものなので、あまり深い内容ではありませんが、参考例としては十分かと思います。
自社製品の4Pを考えるときも、ChatGPTの出力結果をベースにし、そこに自分の考察や分析を加えていくと効率が良いかもしれません。

1. Product(製品)
製品群: AWSは非常に広範なサービス群を提供しており、コンピューティング、ストレージ、データベース、分析、機械学習、セキュリティ、エンタープライズアプリケーション、IoTなど、多岐にわたるサービスが存在する。

特性:
・スケーラビリティ: ユーザーは必要に応じてリソースを追加または減少させることができる。
・セキュリティ: AWSは多層のセキュリティ、コンプライアンス、プライバシー機能を提供している。
・イノベーション: AWSは継続的に新しいサービスと機能を追加している。
・グローバルネットワーク: 世界中にデータセンターを持っているため、グローバルに展開する企業やアプリケーションに最適。

Price(価格)
従量制: AWSの多くのサービスは、使用したリソースの量や時間に基づいて課金される。
価格競争力: AWSはクラウドプロバイダーの中で非常に競争力のある価格を提供している。さらに、頻繁に価格を下げることで知られている。
無料利用枠:新規ユーザーや学生に対して、特定のサービスを一定の条件下で無料で利用できる機関や容量を提供している。

Place(場所)
グローバルプレゼンス: AWSは世界中に複数のリージョンとアベイラビリティゾーンを持っており、これにより高い可用性と耐障害性を保証している。
オンラインアクセス: AWSのサービスはインターネット経由でどこからでもアクセス可能。
AWSマーケットプレイス: サードパーティ製のソフトウェアやサービスを簡単に購入してデプロイできるプラットフォーム。

Promotion(宣伝)
AWSイベント: AWS re:Inventなどの大規模な年次カンファレンスや、ローカルなセミナーやワークショップを通じて製品や機能を紹介。
オンラインリソース: 公式ブログ、ドキュメント、チュートリアル、ホワイトペーパーなど、豊富なオンラインリソースを提供。
パートナーシップ: ISV、SI、コンサルティング会社など、多岐にわたるパートナーエコシステムを築き上げており、これによりAWSの普及と利用が促進されている。

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